Love Ginza : Blog

銀座の話題はもちろん、日々のいろいろ
blog引越しのお知らせ
WordPressを使ってblogを再構築しました。以降の記事は新しいblogで更新しますので、ブックマークやRSSの変更をお願いします。これを機に、ホームページ的なサイト構成にしたのと、デザインもけっこう頑張ってカスタマイズして、気合は入っているので、今後ともぜひ見てください!このblogも完全に引っ越してあるので、しばらくしたら、リダイレクトしちゃう予定です。

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| よもやま | 01:50 | comments(0) | trackbacks(0)
めぐり逢わせのお弁当(The Lunchbox)


インドのムンバイでは、ダッバーワーラーというお弁当の配達人がいて、旦那さんが出勤した後に、奥さんが作ったお弁当を回収、決まった時間に職場に届けるのだそう。ムンバイには5千人のダッバーワーラーがいて、1日約20万個のお弁当を間違いなく配達。それぞれのお弁当袋には、暗号のように、あて先の地域や建物が分かるように書かれていて、何人もの配達人の手を経て届けられるんだけど、間違う確率は600万分の1なのだそうです。
その600万分の1に当たってしまった、男女のめぐり逢いのストーリー。
テレビの特集で偶然このお弁当配達システムを見て、めちゃくちゃアナログ(バーコードリーダー使うわけでもなく)なのに、正確に配達されることに驚いたのと、そんな偶然に着目したストーリーが面白そうで、見たくなりました。

冷めた夫の愛を取り戻したいイラと、妻に先立たれて早期退職も控えた気難しいサージャン。この二人が、偶然間違って配達されたお弁当がきっかけで、毎日のお弁当を通じて手紙をやりとりしながら話は進みます。それぞれの生活での、孤独感ややりきれない気持ちがていねいに描かれていて、短い言葉ながらも、思いやりに溢れた手紙のやりとりが、じわじわときました。ちょっとしたシーン、例えば、サージャンがベランダでタバコを吸いながら、向いの窓から見える家族団らんの光景を見つめてしまうところとか、イラが眠る前に身につけているアクセサリーを全部外して寂しそうな顔をするところとか、日常の中にある何とも言えない気持ちがたくさん描かれていて、見ていると胸がぎゅぅってする感じ。

二人を取り囲む人たちもとても個性があって、ところどころクスっと笑えるシーンもあるし、それぞれの憂いや寂しさを持って生きている。ところどころ入ってくるダッバーワーラーの手拍子と歌もパワーがあって、華やかさやハッピーエンドではないけれど、ささやかな希望をもらえるような、温かい映画でした。

ちなみに、インドのお弁当箱は、小さな丸い入れ物が縦につみあがっているので、袋も縦長なんだね。見ていたら、カレーが食べたくなってしまいました。。。

めぐり逢わせのお弁当 オフィシャルサイト
| 映画 | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0)
「TQ-心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント」
フランクリン・コヴィー社の元会長、ハイラム氏によるタイムマネジメントの本です。
そういえば、昔、会社の費用でフランクリン・コヴィー社の「7つの習慣」の研修に行かせてもらったり、フランクリン・プランナーを使ってた時代もあったなぁ・・・と思い出しました。毎朝会社に行ったら、やるべきタスクを書き出して、A/B/Cって優先順位つけてとりかかってたこともありました。

この本のいいところは、単なる時間コントロール術のHow To本ではなく、自分の価値観が何なのか、本質的なことをしっかり考える必要があると説いているところ。価値観が明確になれば、行動の中で優先するべきこともはっきりする、という論理。そして、安全領域から脱出する強い意思を持たなければならないこと。最後のほうにある「奉仕の精神」の部分は、やや精神論ではあるけれど、私はここはすごく共感する。この本とは別の話だけど、「先義後利」とかも。

歳をとると、日常身近でこういったアドバイスをしてくれる人はなかなかいなくなるので、こういう自己啓発本って、時々自分を軌道修正するためのアドバイザーみたいな役割だと思ってます。気力が続かなくなりそうなとき、その道のプロにアドバイスをしてもらう代わりというか。身近に、厳しいことを指摘してくれたりアドバイスくれる仲間やメンターがいる人には不要かもしれませませんが。

もちろん読んで分かったような気になっただけではダメで、ちゃんと書き出したり、言葉に出してみたり、ひとつずつ実践していかなければ意味ないと思います。最近、やらなければいけないことと、やりたいこととで、息つく余裕もない感じだったので、うまく活用してみたいかな。単行本サイズになったので何度も読み返しやすい感じもありそう。

ちょうどさっき、BS NHKで東レ経営研究所の佐々木常夫さんが、何度も読んでいる本の1冊(100冊読むより1冊をものにすべし、の文脈で)として「7つの習慣」を紹介していました。久しぶりに7つの習慣も読み直してみようかな・・・。
| BOOK | 23:56 | comments(0) | trackbacks(0)
勝算のないチャレンジ
先週末から、夏の週末だけ、とある服飾の講習会に参加してます。
非公開かつ受講者の紹介のみ受け入れ、断ることもあるそうで、参加できたこと自体が奇跡的というか、地道な努力と積極的な行動と運の合算みたいな感じなんだけど、(受け入れてもらうことになったいきさつだけで1記事書けるので、それはまたいつか)いざ始まったら、自分が予想していたより遥かにハイレベルで、軽くショックを受けました。

まず私以外の受講生は、普段は教える側にいるその道のプロの人たち。そもそも一般人を受け入れたのは初めてで、推薦してくれたかつての先生(今回の講座の講師の先生は、私が以前に通っていたクラスの先生の恩師)の強い薦めがあって特別に入れてもらえたとのこと。
当たり前だけど、普段から何年も仕事としてやっている人たちと、全く違う仕事の傍ら、週末に趣味程度にしかやっていない私との差は、知識も常識も作業スピードも圧倒的に違うわけで、とにかくついていくのに必死。私の作業スピードは何もかも遅くて、6時間ずっと緊張と焦りまくり。せめてもの救いは、先生が言っていることは理解できたこと。特にパターンの作成は理系的な思考のおかげで、なんとかついていけたのかも。
他の人の足を引っ張ってしまわないか不安だったけど、心配無用でした。終わらなくてもそんなに優しく待ってくれないので。

初日の帰り道、ほんとクタクタになって、なんかすごいとこに自分を追い詰めたなぁ、、こんなにキツいことって滅多にないなぁ、と思った。自分の能力とスピードが圧倒的に追い付かない感覚。
普段の仕事は、ある程度自分の得意分野だし、むしろお局領域。語学学校とかで勉強するにしても、自分のレベルに合ったコースを選択するでしょ。

今回の講習会がこんなにレベルが高くて、参加者に一般人がいないことは、実は当日まで知らなかったの。だから、行ってみてびっくり&動揺、一瞬逃げ出したいくらいの気持ちになったんだけど、はて、もし事前に知っていたら参加していただろうか、、きっと、自分には無理だと怖じ気づいて行かなかったかも、と思うのです。チャレンジとは口ばかり、ある程度頑張れば勝算があるような範囲で留まってしまうと思うんだよね。
それが今回、想定外に、キツい世界に飛び込んで、もがくことになった。こんなときこそ、人間は成長するのかもしれない。

宿題も半端なく多いので、平日仕事をしながら(当然仕事は仕事でキッチリやらねばだし)こなすのは、かなりへヴィーなんだけど、おのずと時間の使い方の優先順位も出てくる。今は学んで消化することに時間を使いたいから、遊んだり飲みに行ったり買い物しに行く暇はないのだよね。隙間時間は読書、通勤&作業時間のBGMはネットラジオでRFI(radio france international)←これもやらないと、DELF受からないからねぇ、、、。意思を強く持たないとできないけど、自分でそう決めたんだから、頑張るしかない。

そして、今回の講座に推薦してくれた先生がサポートしてくれていることにもすごく感謝。その先生は私のサポートのために一緒に受講してくれて、隣の席で遅れや間違いのフォローをしてくれ、宿題に対してもLINEで気をつけるポイントや作業方法の写真を送ってくれて。こんなにサポートしてもらえる自分はなんて幸運なんだろうか、と素直に思う。自分が誰かにここまでしたことあるだろうかと考えると、本当に感謝してもしきれないくらい。このお礼は、私自身が教えてもらったことを身につけてモノにして、生かすことが一番だと思って、頑張ろうと思うのです。
| よもやま | 00:59 | comments(0) | trackbacks(0)
「さようなら、オレンジ」
タイトルの「オレンジ」というワードに惹かれて読んでみました。

オーストラリアの田舎町に住む二人の女性のストーリー。ひとりはアフリカ難民のサリマ、夫が出て行ってしまい二人の子供を育てている。もう一人は、夫について来た日本人女性のハリネズミ。二人の境遇の違う女性が、外国語である英語を学びながら、孤独感と戦い自立していく物語。自分がイメージする「外国語を学ぶ」ということより、ずっとずっと必死で重くて力強いものでした。

サリマが生活のために働く精肉作業場の教育係に「だれがあんたを見送ってくれるんだい」と聞かれ「お月さま、霧」「そうかい、ひとりじゃないんだね。よかった」というやりとりが、なんだかとても優しくて、心に残りました。そして、唯一自分から離れない存在として、自分の影を抱きしめるところ。

そんなに長くもなく、引き込まれて一気に読んでしまいました。つぶれてしまいそうな孤独にも、強く生きる元気をもらえる本だと思います。

 
| BOOK | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0)
気づき
先週、会社でお世話になっている人の息子さんが亡くなって、お通夜に行きました。仕事で関わることはあったけれど、ご家族の話はほとんどしたことがなく、息子さんの姿を見るのは遺影が初めてでした。

こういう話を言葉にするのは難しい。

でもすごく胸のなかが揺さぶられてしまって。
18年も、大切に愛した子供が、親より先に亡くなっていくのは、ご両親の気持ちを考えると、想像できないような悲しみだろうなって。

それで、先日話した友人に言ってあげたくなったんだ。
それと比べればあなたの悲しみなんてちっぽけなもんじゃない?愛する人が生きているだけで、十分じゃないか、と。
離れていても、それでも、あなたの愛するひとがどこかで生きているなら、たとえ一方通行だとしても、感謝して、幸せを祈ればいいじゃない?

それから、息子さんを直接知っていたんだろうたくさんの人たちの涙を見ていたら、ひとりの青年の死の大きさを感じた。例えば今もガザで沢山の子供たちが殺されて、ウクライナで飛行機が打ち落とされて、殺されたひとりひとりに家族がいて、友達がいて、彼らを愛していた人がいて。何百人になってしまったときに、その数字は塊じゃなくて一人一人であることを、忘れてはいけないと。

話がずいぶん飛躍しちゃったかな。
| よもやま | 00:44 | comments(0) | trackbacks(0)
ボタンニストさんのいるお店 銀座 ミタケボタン 
春から作り始めたジャケットが、だいぶ形になってきました。教室は夏休みを挟むので仕上がりは9月になっちゃうけど、そろそろボタンを買わないとなー、と思っていたところ。今朝、目が覚めて、急に検索したくなって「銀座 ボタン」で見つけたのが、老舗のボタン専門店の「ミタケボタン」さん。もう少し調べてみると、創業60年以上で日本唯一のボタンニストの小堀さんのお店とのこと。服の印象はボタンでかなり変わってしまうので、丁寧に作ってきたこのジャケットには、ちょっといいボタンをつけてあげたかったんだよね。
ということで、さっそく行ってみました。場所は銀座2丁目。メルサとハリーウィンストンの間の道を入ってちょっと行ったところにある昔ながらのビルの4Fです。



お店に入ると、たくさんのステキなボタンがいっぱい。圧倒されつつも、自分のジャケットの生地に合うものを探していると、オーナーのボタンニストさんと思われる方が声をかけてくれたので、自分で作っているジャケット用のボタンを探していることを伝えて生地を見せると、すぐにいくつかピックアップしてくれました。さすが、ボタンのコンシェルジュって感じで、生地に馴染みながらも個性があって、印象ががらりと変わる感じ。実際は3種類しか布に置いてみなかったんだけど、これ以上他を見る必要はないな・・・って気がしちゃった。そして、しばし悩みましたが、これに決めました。



とってもかわいい。大きいほうは前のボタンに、小さいほうは袖口に使います。のっぺりした普通のプラスチックのボタンを付けるのとはだいぶ印象が違うよね〜。出来上がりが楽しみです。
この生地もちょっと変わった風合いなので、ほんと自分だけの一着になりそう。ちなみに、生地よりボタンの合計額のほうが高いけどね(笑)。でも妥協したくないくらい、ボタンの役目って大きいと思う今日この頃。ジャケット作っていると、高い服が高い理由が分かってくるというか・・・、生地やボタンもいいものは材料費からして高いし、見えないところの始末や手で丁寧に止めたりかがったりしている手間と、、、テーラーメードと大量生産のものとの違いが理解できるようになってきました。

それにしても、インターネットが普及した時代だからこそ、こんなステキなボタン屋さんと出会うことができたと感謝。自分で歩いて見つけることは、なかなか難しかっただろうな、と思って。

ミタケボタンオフィシャルサイト⇒ http://www.button-web.com/
店内の様子がわかる記事⇒ Textile treeのblog記事「ボタンニストのいる、老舗のボタン専門店」

帰りに、みゆき通りでネコちゃん。この子、いつもここにいて、みんなに写真撮られているので疲れないのかなぁ、と心配になります。




 
| 洋裁 | 23:39 | comments(3) | trackbacks(0)
DELF B2に向けて


10月にDELF B2を受けることにしました。前回B1を受けたのは2007年。最近はフランス語の勉強してなかったし、今の自分のレベルより難易度高いけど、チャレンジしてみよう。受験料高いから一発で合格したいしね。自分への宣言の意味もこめて、久しぶりのblog更新。
| フランス語 | 00:12 | comments(0) | trackbacks(0)
ウエスト切り替えのワンピース 完成!
ウエスト切り替えのワンピース(総裏仕立て)も完成しました。とってもキレイで品のあるファンシーツィードの生地に出会ってしまい、初心者には扱いが難しいだろーなーと思いつつ挑戦。案の定、裁断したそばから生地がボロボロ崩れて、部屋中細かい布の粉だらけになってしまいましたが、先生にアドバイスをもらって捨てミシンをかけたり、、、と、いい経験になりました。



キャサリン妃が着ていた、こちらのOrla Kielyのワンピースにインスピレーションを受けて(笑)作り始めたんだけど(おこがましいです、スミマセン)、襟はボートネックですっきりと思った感じに仕上げてみました。ダーツやウエストの縫い代の部分の厚みがけっこう出てしまったなど反省点もあり、とてもよい勉強になりました。
袖まで裏地のある総裏仕立てなので、これからの季節には着れないのが残念、秋まで待ちます。
裏地のまつり縫い&星止めはキレイにできましたー。ミシンで縫うところはけっこうすぐできちゃうんだけど、裁断や手縫いのところに時間がかかってしまうので、もっとテキパキできるようになりたいです。



次はジャケット、ただいま鋭意作図中です。頑張ります〜!
| 洋裁 | 16:53 | comments(2) | trackbacks(0)
完成!リバティのシャツブラウス
リバティ布で作っていた台襟つきシャツブラウスが完成しました〜。シーチング(練習用の布)で仮縫い&補正をしてから作ったので、ちゃんと自分サイズでぴったりです。細身に見せたくてウエストをちょっと絞ってみました。
時間をかけて作ったので、愛着がわきます。ちょうどこの季節ぴったりなので、早速着ようと思います。今回は柄物でしたが、同じ形で無地もいいかもな、って思います。


最後にちょっと時間をかけてしまったのが、ボタンホール。袖口も含めて全部手かがりです。普通はミシンでやっちゃうんだけど、自分の練習も兼ねて、全部手でやってみました。キレイにできたので満足。こういう細かい仕事、好きなんだよね・・・・。



シャツは他の形も作ってみたいです。ボーカラーのブラウスとかね。んー、創作意欲はわきまくりなんだけど、時間をもっと作りたい・・・。
| 洋裁 | 12:13 | comments(0) | trackbacks(0)
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